ベビーシッターの需要は今高まっており、資格を取得しようと言う人も増えています。
全国保育サービス協会が実施研修への参加希望者も増えており、資格試験の受験者も増えているのが現状です。
保育士やチャイルドマインダーなどと違い、ベビーシッターの資格は実技試験もなく5者択一の問題と400字以内の記述問題だけですから、比較的合格率も高くなっています。
就職先もベビーシッターの派遣会社だけではなく認可あるいは認可外保育所、企業内の保育所など様々です。
ベビーシッターが起こした事件の事例
しかし一方でベビーシッターが関連した事件が起こっているのも事実です。たとえば芸能人の神田うのさんが長女をベビーシッターに預けていたところ、家の中の貴重品が盗まれていたという事件がありました。
面接でもベテランで信頼できると採用したベビーシッターだけに神田うのさんのョックは大きく、ニュースでも大々的に報道されたことは記憶に新しいと思います。
この事件は2015年6月に起こり、高級ブランドのバッグ、宝石など3000万円相当の品が盗まれました。しかもその回数はおよそ10回と常習性が高く、盗んだ品はすべて質屋で換金されたということです。すでに裁判も開かれており、懲役2年4カ月、4年の執行猶予の判決が下されました。
海外でも多いベビーシッターによる事件
ほかにもベビーシッターの不注意で子供が勝手に外に出てしまい事故に遭った、家の中で熱中症を引き起こしたという事件もあります。特に海外はベビーシッターの需要が日本よりも多いだけあり、事件や事故に関するニュースは絶えないようです。
たとえばベビーシッターによる虐待事件が起こっており、とても他人事とは言えないものばかりです。また14歳の少年がベビーシッターを請け負い、友人3人と幼児虐待をしたということで警察から取り調べを受けた事件も起こっています。
この事件では3歳の女の子を家族ぐるみで付き合いのあった家の息子がベビーシッターを引き受けましたが、動画サイトを見て洗濯機や乾燥機に女の子を入れて回転させるなど様々な事件を起こしていたのです。
しかしそれでも集団生活にはまだ入れたくないという親御さんや、子供を連れていけない用事を抱えている親御さんにとってベビーシッターというのは頼りがいのある存在ですから需要がなくなることはありません。
ベビーシッターの資格が社会的信頼を得るためにも、こうした事件の教訓を学び自分が携わるときは事件を起こさないと固く誓うことが大切です。
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