ベビーシッター開業・経営するために必要な資格
ベビーシッターの会社を経営したい、開業したいという場合、どのような資格が必要なのか分からないと迷うことがあります。
では実際にベビーシッターを開業するうえで準備しておきたいことを見てみましょう。
資格は特に必要ない
ベビーシッターの会社を開業するのに必要な資格は特にありません。必要なのは経営する人とベビーシッターとして働くスタッフ、事務職員などです。
事務職は自分で行い、小規模な会社にするのであれば数人のベビーシッターを雇えばいいだけです。ただベビーシッターとして自分も派遣スタッフに含むのであれば、やはりベビーシッターの資格は必要です。
また経営するうえで経理関係の資格やパソコン関係の資格があるとスムーズに業務を遂行できるでしょう。あとは税理士や社会保険労務士など、会社を経営するうえで契約を結んでおきたい資格を持つ人を独自に野党か、外部に委託するか決めておくとスムーズです。
会社を経営するためには個人なら税務署、法人なら社会保険事務所や公共職業安定所、労働基準監督署に所轄税務署などで手続きが必要です。
また利用者と契約書を交わす必要がありますので、開業する前に書類を準備しておくこと、万が一の事故に備えて損害賠償保険に加盟しておくことが望ましいです。
開業に必要なこと
ベビーシッターの会社を開業するためには利用料金を決める必要があります。
もともとベビーシッターとして働いていた実績がある方は料金のことはある程度わかるでしょうが、実績がない方は開業する地域の入会金や利用料金などの相場を調べておくといいでしょう。
また家事代行や英語保育、病後児保育に産前産後ケア、出張託児など様々なオプションを用意するかどうかも検討してみてください。スタッフを雇うことになると思いますが、スタッフの教育も重要なポイントです。
ベビーシッターとして雇うスタッフは全国保育サービス協会認定の資格を持っている方が望ましいでしょう。雇用後も研修を行ったり利用者にアンケートを取ったりなど、サービス業として利用者の満足度を上げることも考えてみてください。
なお開業に必要な資金は設備工事やパソコン、広告宣伝費に開業前の人件費、物件の前賃貸料などを含めると1800万円ほど必要とされていますので、銀行とローンを組むなど考えなければなりません。
ベビーシッターとして開業するのなら、資格を持つスタッフを募集すること以外にも開業のノウハウを覚えておくといいでしょう。
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