全国保育サービス協会認定ベビーシッター資格の概要と試験内容について


さまざまな保育サービスが提案される中で、在宅での保育サービスの認知と評価を得ることを目的とし、保育の知識、技術だけではなくベビーシッター専門の知識と技術を持つのが全国保育サービス協会認定ベビーシッターです。

全国保育サービス協会認定ベビーシッターとは

一定の要件を満たせば与えられる資格で、社会的な信頼性の向上やベビーシッターの地位向上と確立を目的とした制度と言えるでしょう。

そのためベビーシッターとしての実務経験を持ち、専門知識と技術を持っていることを認められなければ全国保育サービス協会認定ベビーシッターの資格を得ることはできません。

全国保育サービス協会認定ベビーシッターになるためには保育士などの資格を取るための学校で在宅保育の単位を修得しているか、ACCAつまり全国保育サービス協会が主催する研修を2回受講し、実務経験を積んで認定試験を通らなければなりません。

また研修は新任研修と現認研修の2通りあり、いずれも申し込みが必要です。試験を受けるためには実務経験が必要ですから新任研修終了後に全国各地にあるベビーシッター派遣会社に登録し、実務経験をある程度積んでから現認研修を受けて認定試験に臨むという方が多いようです。

無事に認定試験合格するとベビーシッターとして全国保育サービス協会認定に登録し、5年に1度更新していくことになります。更新のたびに研修が行われ新しい知識やより高度な技術を身に着けることができ、さらなるスキルアップを図ることが可能です。

全国保育サービス協会認定ベビーシッター試験の内容

全国保育サービス協会認定ベビーシッター試験内容はベビーシッターの基礎知識と技術だけではなく在宅保育や個別保育の特性と専門性を考えた上で、ベビーシッターに必要な専門知識と技術から出題されます。

前もって行われる新任研修と現認研修で学んだことからテキストを中心に出題されますので、きちんと勉強していれば合格できます。

なお問題形式は5者択一の問題が40問に400字以内の記述式問題が1問出題されます。これを90分で解かなければなりませんが、合格ボーダーラインは明らかにされていません。
試験は年に1度行われ、東京か大阪どちらかで受ける必要があります。

認定試験の結果は1カ月ほどで通知され、合格すれば晴れて全国保育サービス協会認定ベビーシッターの資格を取得することができます。

このような流れがあるため、まずは全国保育サービス協会が主催する研修を受け実務経験を積むためのスケジュールを組んでみてください。


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