ベビーシッターは子どもの面倒を見るお仕事ですが、その過程でさまざまな経験をすることになります。
とても単調ではない仕事ですので、苦労とやりがいをどちらも多く感じることができます。
ベビーシッターの苦労とやりがいについて
ベビーシッターがまず苦労するのは、赤ちゃんのお世話をしなければならない点です。うんちやおしっこの面倒からおむつ交換まで一通り必要です。自分が産んだ子どもなら可愛い我が子なのでどうにかなった人でも、このあたりは苦労するポイントです。
とはいえある程度経験を重ねれば慣れるので、十分に克服できる苦労ではあります。ベビーシッター資格の取得のためには、おむつ交換時の注意点なども学ぶことができるので、技術や知識でカバーできる部分です。
子どもとの関係作りはベビーシッターにとって大きな苦労となります。子どもが10人いれば10人全員が違う性格、違う好みがあります。それぞれの親の教育方針などによってもさまざまな違いがあるため、個人個人に合わせた対応をしなければなりません。
躾の良し悪しも子どもによって違うため、どの程度厳しくするのかも臨機応変に対応する必要があります。ある家庭では躾としてしっかり怒ってあげるよう求められることがあれば、ある程度寛容でいなければならない事もあります。
ベビーシッターとして従事する上でどうしても避けられないのは、親との関係を作ることです。しかし人と人が接する場合は相性の良し悪しがあるもので、一般の会社に勤める場合と同じようなジレンマが存在しています。
親との相性が良くない場合や、信頼を得られない場合なども十分にあります。人間関係による苦労はありますが、他の職業でも同じことが言えますよね。
これら苦労がある一方で、ベビーシッターは他の職業では経験できないやりがいもあります。
さまざまな家庭に出入りすることで、子育て環境と子どもの関係が見えてくるのも、ベビーシッターとして積むことができる貴重な経験だと言えます。
何よりも、子どもや両親からの信頼を得られるようになれば、それがやる気につながり、大きなやりがいとなるでしょう。信頼され、頼りにされる、自分にしかできないことがあると強く感じられるのがベビーシッターです。
そして、毎回一対一での関係で子どもと繋がることができるので、子どもの成長を実感できるという点もやりがいの一つです。一つの家庭で長い期間、ベビーシッターとして働くことができれば、赤ちゃんが歩けるようになったり、小学校へ入学したりという成長の節目を両親とともに楽しむことができます。
これは、子どもを持たない人や、育児が一段落した人にとっては、なかなか経験できない感動ですよね。
ベビーシッターは、苦労も多いですが、その分他の職業にはない感動ややりがいを感じられる職業だといえますね。
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