カナダと日本のベビーシッター資格の違いにはどんなポイントがあるのでしょうか?もしカナダでの働き方を探しているのなら、一つの選択肢としてベビーシッター資格の取得を検討してみましょう。
カナダと日本のベビーシッター資格の違いとは
カナダの子育て事情はアメリカ寄りです。10歳前後の子供を一人で留守番させるという習慣はないので、ベビーシッターを利用する機会は多いのです。
そのため、住み込みで働くベビーシッターを雇っている家庭も少なくありません。住み込みベビーシッターの仕事は主に外国人の働き口として人気が高くなっています。
カナダでベビーシッターを行う場合、特別な資格は必要ありません。しかし他のさまざまな理由によって、ベビーシッターとして働くための資格や条件を整える必要が出てきます。
まずカナダ人であれば特別不要ですが、日本人が今からカナダへ行きすぐにベビーシッターとして働くことはできません。また日本人であっても、カナダ永住権を持っている人ならばやはり無資格でベビーシッターが可能です。
留学などでカナダへ渡航した場合は、就労ビザなどを特別に取得する必要が出てくるのです。カナダの失業率は意外と高いため、外国人の就職は制限が比較的強い傾向にあります。
就労ビザを取得するためには、ベビーシッターの雇用主と一緒に就労ビザを申請する、もしくはベビーシッターとして働くための資格を取得するため、専門の養成プログラムを受ける必要があります。
住み込みベビーシッターとは、その言葉通りで雇用主の家庭に住み、家事や子育てを担当します。この場合、雇用主が就労ビザ取得のためにさまざまな手続きを行う必要があります。
住み込みであり採用手続きも大変なので勤務先を簡単に変更することができない点には注意が必要です。しかし二年間続けて勤務することで、カナダへの永住権を獲得することができます。
リブイン・ケアギバービザと呼ばれるこのビザを取得するための難関は、やはり雇用主探しです。何らかのコネクションがなければ、待遇の悪い雇用主であっても我慢をしなければならない状況になる可能性は、十分にあります。その他の条件としては、高校卒業レベルの学歴などがあります。
就労ビザを取得するための、ベビーシッター資格を取得できる7ヶ月の養成プログラムでは、子供の適切な扱い方についての技術に加えて、主に救命に関する技術を身につける必要があります。
資格試験はなく、受講すればエスカレーター式に資格を取得することが可能ですが、7ヶ月は少し長いといえますのでスケジュールの組み方には注意しましょう。
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