ベビーシッターを目指すなら資格の取得方法を覚えておくといいでしょう。
全国保育サービス協会が提示するベビーシッターの資格取得方法は試験あるいは養成学校の卒業です。
このうち資格試験の受験方法や問題ないようについて見てみましょう。
研修を経て受けることができる資格試験
ベビーシッターの資格を取得するには全国保育サービス協会が実施する研修を受けた後に認定試験を受ける方法があります。研修は東京、大阪、名古屋のいずれかで行われており、毎回100名、名古屋のみ60名受講することができます。
東京は年に3回ですが大阪と名古屋は1年に1回開かれており、研修を受ける機会は計5回用意されていますので、興味のある方は受講を検討してみるといいでしょう。
なお研修の時期ですが、毎年6月末から10月中頃まで1カ月に1回開催されています。全国保育サービス協会のホームページを見ると受付中の研修を見ることができますのでチェックしてみてください。
研修終了後ベビーシッターの実務経験を経てから認定試験を受けることができます。実務経験は何日以上と定められていませんので、各都道府県にあるベビーシッター派遣会社に登録してみるといいでしょう。
認定試験の内容
最終的にベビーシッターの資格を得るためには認定試験をパスしなければなりません。認定試験の内容はベビーシッターの基本的な知識や技術を問う問題に、専門知識や技術に至るまで出題されます。
詳しい問題内容は明らかにされていませんが、主に乳用意の発達や健康管理について、自己を防ぐ工夫などといったことから出題されます。ただし出題される問題はすべて研修で受けた講義内容からとなっていますので難しい問題はないと考えていいでしょう。
また保育士や幼稚園教諭と違い、ベビーシッターの資格試験に実務試験はありません。出題形式は5者択一の選択問題が40問、400文字以内の記述式問題が1問となっています。これを90分の制限時間内で解き、試験終了後1カ月ほどで結果が通知されます。
試験を実施する場所は東京、大阪、名古屋の全国3か所だけですから、あなたの住んでいる都道府県から行きやすい会場を選んでください。
なお講習は1年に5回実施されていますが、試験は7月上旬の1年に1回のみとなっています。
試験の申し込み方法は認定試験受験量を郵便振替で払い込み、認定試験受験及び登録申込書を協会へ郵送します。
6月には受付が開始しますので、ベビーシッターの資格を取得したい方は認定試験受験量11330円を用意し、申し込みをしましょう。
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